先輩からのメッセージ
- 新しいことにトライしてみたい、
セラピストとして存分に活躍したい、
それが叶えられる病院です -
理学療法士 佐藤 美乃里
大学卒業後、大学付属病院にて急性期のリハビリテーションを経験。2019年入職。
信頼できる仲間とともに創ってきたリハ環境
大学卒業後は大学病院へ就職し、急性期のリハビリを3年間経験しました。急性期では刻一刻と変化する患者さんの状態を理解し、適切なリスク管理のもと最善な理学療法の提供に努めていました。良い緊張感のある充実した日々を過ごしていましたが、急性期病院での入院期間は決して長くはないため、患者さんが急性期を脱した後どのような経過をたどるのか疑問を持ち始め、次第に回復期のリハビリに興味が沸きました。大学の先生と相談を重ねる中で、今回、北陽会病院の新設を知り転職を決めました。新設かつ回復期病院は初めての経験であり、一からのスタートは大変なことも多くありました。それでも、スタッフ同士はとても明るくアットホームな雰囲気であり、困ったときには何でも相談しやすく、スタッフ全員で力を合わせて創り上げてきました。
現在、開設から約1年が経過し、経験豊富な先輩方を中心に教育体制を創り上げています。新卒のスタッフにも安心して働けるようにプリセプター制度の導入や、専門性が高い知識・技術を持ったスタッフを交えての全員で学べるような環境を整えています。
その人らしい生活を考え、在宅復帰まで本気で関われる病院
リハビリテーション部は20名のスタッフ(PT11名、OT6名、ST3名)が在籍しています。整形疾患、脳血管疾患を中心に各々のスタッフが患者さんの在宅生活を意識してリハビリテーションを提供しています。それぞれの専門性や他職種の意見も活かして、患者さんがその人らしい在宅生活を送れるよう適切なゴール設定や道筋が立てられるよう努めています。ゴールを達成するためには多くの知識・治療技術・経験が求められる難しいものですが、部内では症例カンファレンスや知識・治療手技の勉強会などを積極的に開催しており、様々なスタッフの意見も交えながら日々健闘しています。担当した患者さんが退院していくのは少し寂しい気持ちもありますが、とてもやりがいを感じる瞬間です。先輩からの言葉「患者さんにとって自分が最後のPTだと思え」
前職の先輩から「患者さんにとって自分が最後のPTだと思え」と言われた言葉が忘れられず、日々思い出しながら患者さんと接しています。多くの患者さんは病気とともにたくさんの不安を抱えており、本当に送りたい生活を諦めかけている場合もあります。そのような患者さん一人一人に対して、傾聴することはもちろん、希望が少しでも増える声かけを心掛け、この人と出会えて良かったと思ってもらえるよう誠心誠意を込めて関わりたいと思っています。すべての患者さんが100%治って退院するとは限りませんが、それでもできることはやり切った!と思えるリハビリテーションを提供したいと思っています。北陽会病院は若いスタッフも多く、活気があり、とても明るい職場です。
今後、地域包括ケア病棟が開設され、訪問リハビリテーションも運営される予定です。新しいことにぜひチャレンジしてみたい、活躍してみたいと思う方をスタッフ一同お待ちしています。